行くぞ!ロングトレイル

アウトドア初心者が本屋で出会ったロングトレイルなるものに挑戦する軌跡を追ったブログ

ロングトレイル」という言葉に出会ったのは、今年の5月の終わり頃。本屋さんでこの本を見かけたのがきっかけでした。

 

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群馬の生まれ育ちということもあり、山という場所には親近感があり、電車で日帰りで行ける谷川岳などには登山経験があったものの、「縦走」などの本格的なアウトドアは未経験。


大学生になって茨城県で一人暮らしを始めて、群馬にいる頃より山という場所との心の距離感が遠くなっていました。
通っている大学名にもなっている日本百名山の山はいつでもキャンパスから見えていました。でも、標高低いし、山頂近くにたくさん鉄塔立ってるし、、であんまし山という感覚にはなれません。

大学生生活が「5年目」を迎えてしまい、昨年の「1回目の4年生」の時に卒業研究をやってしまったこともあり、時間的な余裕がありまくっていたので、その虚無感と紙一重とも言えるその「多くの自由に使える時間」を使って何か新しいことを始めてみたいと、そんな気持ちが沸々と湧いていたのです。

アウトドアにはたくさんのジャンルがあります。

僕は大学生になってから、自分について一つ気付いたことがありました。それは
「歩くことが好き」
ということ。
休日に東京に一人でふらっと出かけると、渋谷にあるNHKホールから上野までは全然平気であるけちゃう。し、歩いていることが楽しい。

ということで、今年の夏「歩く」なにか新しいことを始めようと決意したのでした。

そして本屋で出会ったのです。ロングトレイルと。

冒頭で紹介した「ロングトレイルはじめました」を読んで、その「ゆるさ」に魅力を感じました。

スタート地点とゴール地点は自分で決めていい。
山頂に行くというような目標は無く、その地域の風景や文化をたっぷりの時間を使ってたっぷり吸収する。

なんて素晴らしいんだ!


でも、一つロングトレイルをはじめるにあたり問題がありました。
それは、ギア(装備)をほとんど持っていないということ。

登山靴とレインウェアはある。
でも、テントもない。シュラフもない。テント泊できるくらいのサイズのバックパックもない……

インターネットなどで見ていると、アウトドア用品というのは値段が高い…
でも、サークルにも行っていない今、がっつりバイトを入れているし、クレジットの分割払いでいけば、なんとかなるか……

駅前にあるモンベルショップに行って、見て回り、「あぁやっぱ高いな…高いな…」と値札を見るたびにネガティブな気持ちになっていきましたが、実物をみると、やっぱり行きたい!という気持ちがどんどん高まっていく。

テント泊自体は高校時代に経験があります。スポーツバイクで友人と近くの山までサイクリングして、キャンプ場で泊まる。たき火をして、恋バナだったりゲスい話をして……

値札をみて踏みとどまっていた自分を、ワクワク感が背中を押してくれました。

ということで、ロングトレイル初めまして。ロングトレイル始めます。
まずはギアを一つ一つ購入していくぞ!!